仙台(長生園)七夕まつり
今日は8月4日。明日は仙台七夕の前夜祭、明後日から本格的に七夕まつりと仙台では七夕の雰囲気が高まってきましたね。
仙台長生園でも、利用者の皆さんに七夕の気分や季節感を味わっていただくため、七夕飾りを飾っています。
東北三大祭りの一つにも数えられる仙台七夕まつりは、どのようにして仙台の夏の風物詩となっていったのでしょうか?
元々、七夕は牽牛星(彦星)と織女星(織姫)が、年に1度だけ天の川を渡って会うことができるという中国の伝説に由来しています。機織りが得意だった織姫にあやかって手芸の上達を願う行事が、奈良時代の日本に伝わり、江戸時代には仙台藩祖伊達政宗公が”子女(しじょ)の技芸”が上達するようにと願いを込め、七夕まつりを奨励したのが現在の仙台七夕まつりの始まりと言われています(諸説あり)
初期の七夕まつりは手芸の上達や豊作を祖霊に祈る素朴でつつましいお祭りでしたが、明治維新や新暦採用により七夕まつりは衰微したり、戦争により中断した時期を経て、昭和22年に本格的に復活、今日の豪華絢爛な祭りへと発展しました。
長生園の飾りは、豪華絢爛とまでは言えませんが…利用者の皆さんや近隣を通りかかる皆様に夏の雰囲気を感じていただけたら嬉しいなーと思っています。