カブト虫さん ありがとう
たんぽぽ組(2歳児)に夏の始めにやってきたカブト虫のオスとメス。毎日「このゼリーはもも味だからおいしいよ~」「沢山食べて大きくなってね!」と声をかけながら育ててきました。最初は見るのもドキドキだった子どもたちも数ヶ月たつとツンツンと触れるまでに成長しました。
そんな9月中旬。いつものように観察ケースのふたを開けると…オスが天国へ旅立っていました。「何で死んじゃったの?!」「もう動かないの?」と悲しそうな子どもたち。お墓を作ってあげることにしました。穴を掘って「今までありがとう」とみんなで言って1人ずつカブト虫に土をかけて埋めました。「観察ケースの土の中にはカブト虫のお父さんとお母さんの赤ちゃん(卵)がいるから大事に育てようね!」と保育士が声を掛けると、目を輝かせて大きく頷く子どもたちでした。
そして先日観察ケースの中にカブト虫の幼虫がいるのを見つけました。子どもたちは大喜び!今後は大きくなるのを楽しみにしながら静かに見守りたいと思います。